こどもの科学

葉っぱの色が変わる理由|子どもにもわかる簡単な科学

こんにちは、ねねです。

子どもを育てていると、子どもの好奇心には毎回驚かされます。

小さな子どもの素朴な疑問に答えられない…

自分で理解して子どもにもわかりやすく教えてあげたい…

こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

そんなお悩みにお答えしていきます。

 

でも、「どうして葉っぱは色が変わるの?」この質問に子どもにもわかるように…

ハードルが高いと感じてしまいますよね…

少し難しい話をかみくだいて会話形式で簡単に空が青い理由を説明していきます!

 

メモ

この記事でわかること

  • 緑色の葉っぱはなぜ緑なのか
  • 秋になると赤や黄色に変わる理由

葉っぱの色が変わる理由とは?

先生、どうして葉っぱって秋になると赤くなったり黄色くなったりするの?
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
いい質問だね、ゆかちゃん。葉っぱの色が変わるのは、植物が季節に合わせて準備をしているからなんだ。葉っぱが緑色なのは、"葉緑素"というものがあるからだよ。この葉緑素が、太陽の光を吸って食べ物を作る手助けをしているんだ。
へえ、葉っぱの緑色にはそんな理由があるんだ!じゃあ、なんで秋には色が変わるの?
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
秋になると、日が短くなって寒くなるよね。その影響で、木は葉っぱにある葉緑素を分解してしまうんだ。葉緑素がなくなると、葉っぱに残っている他の色、たとえば赤や黄色が見えてくるんだよ。これが葉っぱが色づく理由なんだ。

 

 

 

緑色の葉っぱはなぜ緑なのか

先生、葉っぱっが普段はなんで緑色なのか詳しく教えて?
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
それはね、葉っぱの中にある"葉緑素"のおかげなんだ。この葉緑素は、太陽の光を吸収して木が成長するためのエネルギーを作る役割を果たしているんだ。
太陽の光を使ってエネルギーを作ってるの?すごいね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
そう、太陽の光からエネルギーを作るために、葉緑素がとても重要なんだよ。だから、春や夏のあいだは、木がたくさん食べ物を作れるように葉っぱは緑色なんだ。

 

 

秋になると赤や黄色に変わる理由

でも、どうして秋になると緑色じゃなくなるの?
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
秋になると、日が短くなって気温も下がるよね。それで、木はもう冬の準備を始めるんだ。葉っぱがもうあまり食べ物を作れなくなるから、葉緑素が分解されるんだよ。すると、緑が消えて、葉っぱに元からあった赤や黄色が見えるようになるんだ。
赤や黄色は葉っぱに元からある色なんだね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
その通り!ただ見えなかっただけなんだ。秋には葉緑素がなくなって、他の色が目立つようになるんだ。

 

 

葉っぱの色を変える3つの重要な要素

先生
先生
葉っぱの色が変わるのには、いくつかの理由があるんだよ。特に大切なのが、日光、気温、水分の3つだね。
へえ、それぞれが葉っぱにどんな影響を与えるの?
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
じゃあ、詳しく説明するね。

日光と葉っぱの色の関係

先生
先生
まず、日光だけど、これが一番大きな要因なんだ。日光がたくさん当たると、葉っぱの中の葉緑素が活発に働くんだ。だから、夏の間は緑色が濃くなるんだよ。逆に、日が短くなる秋は、葉緑素が減っていって色が変わるんだ。
日光がたくさん当たるとたくさん吸収できるから緑色が濃くなるんだね!

だから逆に日光があまり当たらなくなる秋は色が変わるんだね!

ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
その通り!

 

 

気温が葉っぱに与える影響

先生
先生
次に気温だね。寒くなると木は葉っぱを落として冬眠に入る準備をするんだ。気温が下がると水分を吸い上げにくくなるし、葉っぱをつけてる分栄養が必要になる。できるだけ栄養や水分を使わないようにするために、葉緑素を分解してしまうから色が変わるんだよ。
寒くなると木も冬の準備をするんだね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん

 

 

水分が葉っぱに及ぼす影響

先生
先生
最後は水分だね。木が十分な水を吸えないと、葉っぱの成長が止まって色が変わるんだ。雨が少ない年は、秋に早く色が変わることもあるんだよ。
水が足りないと葉っぱも大変なんだね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん

 

 

季節ごとの葉っぱの色の変化を学ぼう

季節によって葉っぱの色が変わるのって、面白いね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
そうだね。春から夏、そして秋から冬にかけて、葉っぱは色々な変化を見せてくれるよ。

春から夏の葉っぱの役割

先生
先生
春と夏は、葉っぱが木にとって大切な食べ物を作る時期なんだ。日光をたくさん吸収して、木を成長させるためにエネルギーを作るんだよ。
だから春や夏の葉っぱは元気な緑色なんだね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん

秋から冬にかけての葉っぱの変化

先生
先生
そう。そして秋から冬にかけては、葉っぱが木にとっての役目を終える時期なんだ。だから色が変わって、最後には落ち葉になって土に戻っていくんだよ。
葉っぱも木を助けるために一生懸命働いてるんだね!
ゆかちゃん
ゆかちゃん

まとめ

今日学んだことをまとめてみるね。
ゆかちゃん
ゆかちゃん
先生
先生
そうだね。今日学んだことを整理しよう。

  • 葉っぱが緑色なのは”葉緑素”という緑色の物質があるから
  • 葉っぱの色が変わるのは”葉緑素”がなくなってしまうから
  • 春から夏にかけて葉緑素が活発に働くため、緑色に見える
  • 秋から冬にかけて「日光」「温度」「水分」が少なくなるため葉緑素がなくなり、色が変わる

 

いかがでしたでしょうか。

葉っぱが緑色の理由、なぜ赤や黄色に色が変わるのかを説明してきました。

いろいろな要因があって葉っぱの色が変わっているんですね。

ぜひお子さんに話をしてみてください。

今回は落葉樹のお話をしました。

またの機会に常緑樹の話もさせていただきますね。

  • この記事を書いた人

ねね

小学生男子と保育園女子を育てる時短ママ。日々子どもたちの好奇心と「見て見て~」に向き合っています。

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